【アニメ感想】ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日 | Episode:1 黒いアタッシュケース
1話の感想は↑に
1話では、いくつかの伏線が残ったまま話が進んでいきました。今回は、前回の続きから2話の感想を書いていきたいと思います。
（※今回は文字が多めです）
バシュタールの惨劇の内容が明らかに
10年前に起きた未完成のシズマドライブによる大事故
1話のラストでは、大作たちのいる国際警察機構の北京支部がBF団のアルベルトと呼延灼に襲撃され、大作、銀鈴、鉄牛、参謀的立ち位置の呉用（ごよう）、シズマ博士が北京支部から脱出し、イワンと遭遇したところで終わりました。
イワンの乗った巨大ロボ、ウラエヌスに攻撃され、ピンチに陥る大作たち。直後、大作の危機的状況を感知し、北京支部に格納されていたロボのシステムが作動。大作の元へと発進しますが、ウラエヌスのバリアの前にジャイアントロボは歯が立ちません。
そんな時、イワンは隙をついて大作を人質に取り、シズマドライブのサンプルを持ち、バシュタールの惨劇について語り始めます。
約10年前、シズマドライブの研究開発をしていたシズマ博士、フォーグラー博士を含む研究者5名。来る日も来る日も研究を重ねますが、シズマドライブは実用化まで行かず失敗ばかり。今か今かと開発を待つ住民たち。焦ったフォーグラー博士は、未完成のシズマドライブを使用してしまい結果、シズマドライブが暴走。バシュタールを壊滅させる大事故を起こしてしまい、エネルギーの供給が停止した状態が7日間続きます。
この時に事故に巻き込まれ、フォーグラー博士は命を落としたとされていました。
そして8日目。国民の怒りは、この事故を引き起こしたフォーグラー博士へと向かいます。残されたシズマ博士たちは、先の一件からシズマドライブを改良し、実用化することに成功。その時に開発者であるシズマ博士の名を冠して「シズマドライブ」と名付けられました。
しかし、実はフォーグラー博士は死んではおらず、「シズマドライブに対しての復讐」をするために、現代に姿を現した…という展開です。
続けて話そうとするイワンの言葉を遮るように、シズマ博士はイワンからサンプルを取り上げ、「これが私の贖罪だ！」と叫び、そのままサンプルを使用＝「アンチ・シズマフィールド」を発動させてしまいます。
アンチ・シズマフィールドは、発動されるとエネルギー停止状態になる…つまり、バシュタールの惨劇の時に起こったような現象と同じようなことが起きてしまうということです。
(C)光プロ／ショウゲート／フェニックス・エンタテインメント
アンチ・シズマフィールドの発動により、北京中のエネルギーは全停止。車・電車は制御が効かず、病院での治療中に機械も停止、イワンの乗ってきたウラエヌスの動きさえも止まってしまいます。
(C)光プロ／ショウゲート／フェニックス・エンタテインメント
同時刻、アンチ・シズマフィールドの発動を確認した幻夜は、予定より作戦を早め、球体の機械「大怪球・フォーグラー」を起動させ、現在でいうところのプロジェクションマッピングのような演出でフォーグラー博士は全世界へ向けシズマドライブへの復讐を宣言します。
北京では、「全ての真実を話す！」と述べたシズマ博士を撃ち、イワンはサンプルを奪おうとします。しかしここでジャイアントロボが起動し、イワンを捕らえます。
「全エネルギーが停止したにもかかわらずなぜジャイアントロボは動けるんだ！？」とイワンは驚愕。
直後に銀鈴がサンプルを外し「こんなものがあるから…」と悲しそうに呟きます。
アンチ・シズマフィールドが解除され、ウラエヌスが動けるようになりましたが、前回に続きジャイアントロボの圧倒的な力の前には無力。
撤退を余儀なくされたイワンは、ウラエヌスの脱出ポットのようなもので戦線を離脱。海底へと逃げていきます。そこでアルベルト、呼延灼と合流し、ジャイアントロボがなぜ動けたのかについて会話をします。
ジャイアントロボは元々BF団が作成したものでした。なぜ今大作が持っているのかという疑問が生まれますが、それはのちに作中で語られるのでご安心を。
大作たちは、イワンに撃たれたシズマ博士を介抱します。
しかしシズマ博士は大作とジャイアントロボに後を託し、亡くなってしまいます。
その際、博士は確認するかのように「ロボは…」と大作に尋ね、大作は目に涙を浮かべながら
大作「ロボの動力は、原子力です」
(C)光プロ／ショウゲート／フェニックス・エンタテインメント
と口にします。
おまけ
2話では、アンチ・シズマフィールドが発動した直後に幻夜の元に潜入していた村雨が出てくるシーンがあるのですが…。
(C)光プロ／ショウゲート／フェニックス・エンタテインメント
「BF団ってみんな同じように覆面を被っているので幻夜も誰が誰だかわからないのでは？」という話を知人としていました。手前にメガネかけて個性出してるやつもいるのですが。
シズマフィールドが発動した直後なので現場は騒然。対処に追われる覆面たちの中には、幻夜の持つ2本のサンプルを確認しようとする覆面もいました。それ自体は自然なことです。
しかし幻夜は、その覆面に対し「待て」と静止させます。
(C)光プロ／ショウゲート／フェニックス・エンタテインメント
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幻夜「見ない顔だな」
なんで分かるんだよ。
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おまけのおまけ
(C)光プロ／ショウゲート／フェニックス・エンタテインメント
多分幻夜が覆面の正体を見破ったのは、髪型がこんもりしていたからではないでしょうか。これは怪しい。幻夜でなくても私も「見ない顔だな（ていうか髪だな）」って思う。潜入するならちゃんと気を配れ。以上だ。解散。
